ネズミの侵入対策は4つ！侵入口の特定や未然に防ぐ方法を徹底解説

「ネズミって、どこから侵入するの？」
「効果的な侵入対策が知りたい！」

そんな疑問をお持ちの方へ！

ネズミの侵入対策を行う場合、はじめにネズミの侵入口や経路を特定すべきです。

そこで本記事では、害獣駆除のプロがネズミの侵入口・経路を特定する方法を紹介！

また代表的な侵入経路や効果的な侵入対策、未然に防ぐ方法を徹底解説してまいります。

具体的なネズミの侵入対策を知りたい方や今後ネズミ被害に遭いたくない方はぜひご確認ください。

ネズミの侵入対策前にすべき3つのこと

ネズミの侵入を防ぎたい場合、まずは、ネズミの侵入口や侵入経路を知る必要があります。

ここでは、以下3つの特定する方法を紹介！

• 種類ごとの侵入経路を知る
• 痕跡やラットサインを確認する
• 侵入経路を特定する

ネズミの侵入口や侵入経路をしっかり特定し、効果的な対策ができるように準備しましょう。

以下でそれぞれ解説してまいります。

種類ごとの侵入経路を知る

日本には、次の3種類のネズミが主に生息しています。

• クマネズミ
• ドブネズミ
• ハツカネズミ

種類ごとに使う侵入経路や好む場所には、以下のような特徴があります。

ネズミの種類	特徴	主な侵入経路
クマネズミ	体長15～23cm、細身で尾が長い。運動能力が高く、垂直な壁や電線を登ることができる。乾燥した場所を好む。	屋根裏、天井裏、壁の隙間、換気扇、通風口
ドブネズミ	体長22～26cm、ずんぐりとした体型で尾が短い。泳ぎが得意で、下水管を通って侵入することもある。湿った場所を好む。	床下、排水管、トイレ、台所の流し台
ハツカネズミ	体長6～10cm、小型で尾が短い。	壁の隙間、床下、家具の隙間

参考：目黒区　ネズミの被害を防ぐために！

痕跡やラットサインを確認する

ネズミが家にいるかどうかは、以下の痕跡やラットサインで確認できます。

痕跡やラットサイン	詳細
糞	黒っぽく、細長い形。種類によって大きさや形が異なる。
足跡	床や壁に、油汚れのような足跡が残ることがある。
かじり跡	柱や壁、家具、食品の袋などがかじられている。
巣材	新聞紙、布切れ、ビニール袋などが集められている。
異音	天井裏や壁の中から、カサカサ、カリカリといった音が聞こえる。
異臭	ネズミの尿や体臭が、独特の臭いを発することがある。
ペットの異常行動	犬や猫が、壁や床に向かって吠えたり、気にしたりする。

侵入経路を特定する

ネズミの侵入を確実に防ぐためには、侵入経路を特定しなければなりません。

以下のように、ネズミの侵入口や侵入経路を調査してみましょう！

調査項目	詳細
家の中を徹底的に調査	・天井裏、床下、壁の中、家具の裏、押入れ、クローゼットなど、ネズミが隠れそうな場所をくまなく調べる。 ・懐中電灯や鏡を使って、見えにくい場所も確認する。 ・ラットサイン（糞、かじり跡、足跡、異臭など）がないか注意深く観察する。
家の外周を調査	・外壁のひび割れ、隙間、配管の貫通部、換気扇、通風口などを確認する。 ・家の周りにネズミの巣がないか探す。

自分でネズミの侵入経路を特定できそうにない場合は、専門の駆除業者に依頼することをおすすめします。

ネズミは放置しておくと、感染症やアレルギーなど様々な被害を引き起こす可能性があるので、早急に対策しましょう！

以下にネズミ駆除業者5社をまとめていますので、参考にしてみてください。

ネズミの代表的な5つの侵入経路

ネズミは、次の5つの場所を侵入経路に使います。

• 建物の隙間
• 通風口や換気口
• 臭いや音の漏れる場所
• 台所
• ネズミがかじって作った穴

上記の通り、ネズミは、わずかな隙間からでも侵入できてしまいます。

以下でそれぞれ詳しく解説しますので、ご自身の状況に合わせて確認してみてください。

建物の隙間

以下のような建物の隙間や割れ目は、ネズミにとって格好の侵入口となります。

侵入経路	詳細
外壁のひび割れ	経年劣化や地震などにより、外壁にひび割れが生じることがある。
基礎と土台の隙間	基礎と土台の間に隙間があると、ネズミが床下から侵入する可能性がある。
建材同士の接合部	建材同士の接合部（例：壁と床、壁と天井）は、わずかな隙間ができやすい。
配管やケーブルの貫通部	配管やケーブルが壁を貫通している箇所には、隙間が生じやすい。

通風口や換気口

以下の通風口や換気口は、ネズミの侵入経路として見落とされがちですが、実は注意が必要です。

侵入経路	詳細
床下換気口	床下の通気を確保するための換気口は、ネズミが床下に侵入する経路となる。
屋根裏換気口	屋根裏の換気口も、ネズミの侵入経路となる。
キッチンの換気扇	キッチンの換気扇のダクトを通って、ネズミが侵入することがある。

臭いや音の漏れる場所

ネズミは、臭いや音に敏感です。

以下のような場所は、特にネズミを寄せ付ける可能性があります。

侵入経路	詳細
ブレーカー室	電気配線が集まっているため、ネズミがかじることで火災のリスクがある。
ガスメーターの周り	ガスメーターの周囲には、配管を通すための隙間があり、侵入経路となることがある。
排水口	排水口の臭いはネズミを誘引し、侵入のきっかけとなる可能性がある。

台所

台所は、ネズミの侵入口や経路になりやすい場所の一つです。

以下のような食べ物の匂いや食べ残しは、ネズミを強く引き寄せます。

エサとなるもの	詳細
未開封の食品	袋や容器をかじって侵入し、食べられてしまうことがある。
食べ残し	食べ残しや生ゴミは、ネズミの格好のエサとなる。
ペットフード	ペットフードもネズミのエサとなりやすく、放置すると寄ってくる可能性が高い。

ネズミがかじって作った穴

ネズミは、歯を削るために、木材や壁などをかじることがあります。

以下のようなかじってできた穴は、ネズミの侵入経路となる可能性があります。

種類	詳細
壁の穴	壁に穴が開いている場合、ネズミが侵入している可能性がある。
柱の穴	柱に穴が開いている場合、ネズミが巣を作っている可能性がある。
床の穴	床に穴が開いている場合、ネズミが床下から侵入している可能性がある。

ネズミの侵入対策に使える4つの方法

ネズミの侵入対策に使える4つの方法は次のとおりです。

• 侵入口を塞ぐ
• 忌避剤を使う
• 音アプリを利用する
• 捕獲器を使う
• 駆除業者に依頼する

以下で、それぞれ解説してまいりますので、ご自身の状況に合わせて対策してみてください。

侵入口を塞ぐ

ネズミの侵入口が特定できたら、以下の素材を使い、侵入口を塞ぎましょう。

素材	特徴
金網	ネズミがかじれない金属製の網。通気性を確保できる。
パンチングメタル	金網よりも目が細かく、強度が高い。
パテ	壁のひび割れや隙間を埋める。
コーキング剤	防水性があり、水回りの隙間を埋める。
防鼠ブラシ	配管と壁の隙間などに設置し、ネズミの侵入を防ぐ。

ネズミのかじる力は強いため、頑丈な素材を選ぶましょう。

そんなネズミの侵入口を塞ぐ手順は、次のとおりです。

1. 侵入口の大きさを測る
2. 材料を適切な大きさにカットする
3. 侵入口をきれいに掃除する
4. 材料を使って、侵入口をしっかりと塞ぐ
5. 必要に応じて、釘やネジで固定する

侵入口が高所にある場合は、安全面に配慮し行いましょう。

また、ネズミのかじる力は強いため、定期的に点検し、破損箇所があれば補修することも侵入対策として重要です。

忌避剤を使う

ネズミの侵入対策には、忌避剤を使うのも効果的な方法となります。

以下、ネズミ対策に使える忌避剤となります。

忌避剤の種類	特徴
天然成分	ハーブ、ミント、唐辛子などを使用。人やペットに安全なものが多い。
化学成分	即効性があるものが多いが、使用上の注意をよく読む必要がある。
超音波	ネズミが嫌がる超音波を発する。効果には個体差がある。

忌避剤は、ネズミの通り道や侵入口、巣の近くなどで使ったり、設置しましょう。

ただし、子どもやペットのいるご家庭では、影響のない場所や手の届かない場所で使う、設置することを意識してください。

また忌避剤の効果を持続させるためには、定期的に交換することも重要です。

超音波でネズミの侵入対策を行う場合、いきなり市販のものを購入する前に無料の音アプリを試してみるのも良いかもしれませんね。

こちらの記事では、おすすめ無料アプリを紹介しているので、参考にしてみてください。

捕獲器を使う

捕獲器を使うこともネズミの侵入対策として有効です。

ネズミの侵入対策に使える捕獲器は以下のとおりです。

捕獲器の種類	特徴
粘着シート	ネズミの通り道に設置し、粘着力で捕獲する。
カゴ式捕獲器	エサで誘い込み、捕獲する。繰り返し使用可能。
殺鼠剤（毒餌）	即効性があるが、取り扱いに注意が必要。ペットや子供がいる家庭では特に注意。

捕獲器は、ネズミの通り道や侵入口、巣の近くなどに設置しましょう。

子どもやペットのいる家庭で殺鼠剤を使用する場合は、使用上の注意をよく読み、安全に配慮してください。

ネズミを捕獲した際は、必ずマスクや手袋をつけ行い、適切に処理しましょう。

なぜなら、ネズミには、様々な感染症やアレルギーを引き起こす病原体がついているからです。（参考：東京都保健医療局　ねずみが与える被害）

駆除業者に依頼する

正直、ネズミの侵入を防ぎたい場合、自力の対策だと、その効果が限られています。

そのため、安全かつ確実に対策したい場合は、駆除業者に依頼することが最も有効です。

「駆除エキスパート」を例に出しますと、駆除業者に依頼した場合、以下の手順でネズミ対策を施行してくれます。

プロの駆除業者だと、安全かつ確実にネズミ対策を行ってくれます。

その一方で「どれくらい費用が発生するの？」と疑問をお持ちの方も少なくないと思います。

「駆除エキスパート」では、ご自宅の調査・駆除相談までは完全無料で行ってくれます。

また、通話料金も無料ですので、以下よりご自身の状況を相談してみてください。

ネズミの侵入を未然に防ぐ6つの方法

「ネズミを家に入れたくない！」これは、誰もが願うことでしょう。

ネズミは、一度侵入を許すと、繁殖力が強く、駆除が困難になる場合があります。

しかし、適切な予防策を講じることで、ネズミの侵入を未然に防ぐことは十分に可能です。

以下でネズミの侵入を未然に防ぐための効果的な予防策を、具体的に解説します。

侵入口を徹底的に塞ぐ

ネズミは、わずか1.5cm程度の隙間があれば侵入できます。

まずは、家や建物の周りを徹底的に点検し、ネズミの侵入経路となりそうな次の場所を特定しましょう。

• 建物の外周:
  • 外壁のひび割れ、隙間
  • 基礎と土台の間
  • 配管やケーブルの貫通部
  • 屋根と壁の間
  • ドアや窓の隙間
• 通風口・換気口:
  • 床下換気口
  • 屋根裏換気口
  • キッチンの換気扇

具体的な対策

侵入口を徹底的に塞ぐ対策は、以下のとおりです。

• 隙間を埋める: パテ、コーキング剤、金網、パンチングメタルなどを使って、隙間をしっかりと塞ぎましょう。
• 通風口・換気口に金網を設置: 目の細かい金網（メッシュ）を取り付け、ネズミの侵入を防ぎましょう。
• 防鼠ブラシ: 配管と壁の隙間などには、防鼠ブラシを設置すると効果的です。

食べ物を適切に管理する

ネズミは、食べ物の匂いにつられて家に侵入してきます。

以下のように食べ物を適切に管理し、ネズミを誘引しないようにすることが重要です。

• 食品の保管: 食品は密閉容器に入れて保管しましょう。
• 生ゴミの処理: 生ゴミは蓋付きのゴミ箱に入れ、こまめに捨てましょう。
• 食べ残しの処理: 食べ残しはすぐに片付け、放置しないようにしましょう。
• ペットフードの管理: ペットフードも密閉容器に入れて保管し、食べ残しはすぐに片付けましょう。
• 清掃の徹底:　台所や食卓は清潔にし、食べかすを残さない

清潔な環境を保つ

ネズミは、不衛生な環境を好みます。

家の中や周りを清潔に保ち、以下のようなネズミが住み着きにくい環境を作りましょう。

• 整理整頓: 不要な物を処分し、整理整頓を心がけましょう。ネズミの隠れ場所をなくすことが重要です。
• 排水口の掃除: 排水口の汚れや詰まりは、ネズミを誘引する原因になります。定期的に掃除しましょう。
• 庭の手入れ: 庭の草刈りや剪定を行い、ネズミの隠れ場所をなくしましょう。
• ゴミの管理: ゴミはきちんと分別し、指定された場所に捨てましょう。

忌避剤を活用する

以下のようにネズミが嫌がる臭いや超音波を発する忌避剤を活用するのも効果的です。

• 天然成分の忌避剤: ハーブ（ミント、ハッカなど）、唐辛子、木酢液など。人やペットに安全なものが多いです。
• 化学成分の忌避剤: 即効性があるものが多いですが、使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。
• 超音波忌避装置: ネズミが嫌がる超音波を発する装置。効果には個体差があります。

人やペットに安全な忌避剤が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

定期的な点検とメンテナンス

どんなに対策をしても、ネズミの侵入を100%防ぐことは難しいかもしれません。

そのため、定期的な点検とメンテナンスを行い、ネズミの侵入の兆候を早期に発見し、対策することが重要です。

• 定期点検: 月に一度など、定期的に家の中や周りを点検し、ネズミの侵入経路や痕跡がないか確認しましょう。
• 早期対策: ネズミの痕跡を見つけたら、すぐに対策を講じましょう。放置すると、被害が拡大する可能性があります。

専門業者に相談する

自分で対策するのが難しい場合や、ネズミの被害が深刻な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

専門業者は、ネズミの生態や習性を熟知しており、効果的な駆除・予防策を提案してくれます。

【Q&A】ネズミの侵入対策に関するよくある質問

こちらでは、ネズミの侵入対策に関するよくある質問をまとめました。

以下でそれぞれ回答してまいりますのでぜひご確認ください。

Q1. ネズミはどこから家に入ってきますか？

A1. ネズミは、非常に小さな隙間からでも侵入できます。主な侵入経路は以下の通りです。

• 建物の隙間: 壁のひび割れ、基礎と土台の間、配管やケーブルの貫通部など
• 通風口・換気口: 床下換気口、屋根裏換気口、キッチンの換気扇など
• 屋根: 屋根瓦の隙間、屋根と壁の間など
• 排水口: 排水管の破損箇所、排水口の蓋の隙間など
• ドアや窓: ドアや窓の隙間、開けっ放しのドアや窓

Q2. ネズミが家にいるかどうか、どうすれば分かりますか？

A2. 以下のサインがあれば、ネズミが家にいる可能性があります。

• ラットサイン: 黒いフン、足跡、かじり跡、巣材など
• 異音: 天井裏や壁の中から聞こえるカサカサ、カリカリという音
• 異臭: ネズミの尿や体臭
• ペットの異常行動: 犬や猫が壁や床に向かって吠えたり、気にしたりする

Q3. ネズミの侵入経路を自分で特定するのは難しいですか？

A3. 侵入経路が明らかな場合は、自分で特定できることもあります。

しかし、ネズミは非常に小さな隙間から侵入するため、特定が難しい場合もあります。

特に、屋根裏や床下などは、専門的な知識や道具がないと調査が困難です。

特定できない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

Q4. 自分でできるネズミの侵入対策はありますか？

A4. はい、あります。主な対策は以下の通りです。

• 侵入口を塞ぐ: 金網、パンチングメタル、パテ、コーキング剤などで隙間を塞ぐ
• 忌避剤を使う: ネズミが嫌がる臭いや超音波を発する忌避剤を設置する
• 捕獲器を使う: 粘着シート、カゴ式捕獲器、殺鼠剤などでネズミを捕獲・駆除する
• 清掃・整理整頓: 食べ物やゴミを放置せず、ネズミの隠れ場所をなくす

Q5. 忌避剤は本当に効果がありますか？

A5. 忌避剤の種類や設置場所、ネズミの種類や個体差によって効果は異なります。

一時的にネズミを遠ざける効果は期待できますが、完全に侵入を防ぐことは難しい場合もあります。

侵入口を塞ぐなどの対策と併用することが重要です。

Q6. ネズミ捕り（捕獲器）は、どんな種類がありますか？

A6. 主な捕獲器の種類は以下の通りです。

• 粘着シート: ネズミの通り道に設置する
• カゴ式捕獲器: エサで誘い込み、カゴの中に閉じ込める
• 殺鼠剤（毒餌）: ネズミが食べると死に至る毒入りのエサ

Q7. 殺鼠剤（毒餌）を使うのは危険ですか？

A7. 殺鼠剤は、子供やペットが誤って口にする危険性があります。

また、ネズミが人目につかない場所で死んでしまうと、死骸の処理が大変になることもあります。

使用する場合は、使用上の注意をよく読み、安全に配慮しましょう。

Q8. ネズミ対策グッズはどこで買えますか？

A8. ホームセンター、ドラッグストア、スーパー、インターネット通販などで購入できます。

Q9. ネズミ駆除業者に依頼するメリットは何ですか？

A9. 専門的な知識と技術で、確実にネズミを駆除・予防できることです。

また、侵入経路の特定や再発防止策、死骸の処理なども行ってくれるため、手間がかからず、精神的な負担も軽減されます。

Q10. ネズミ駆除業者の選び方を教えてください。

A10. 以下のポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。

• 実績: 創業年数や駆除実績
• 料金体系: 見積もりの内容、追加料金の有無
• アフターフォロー: 再発した場合の保証
• 口コミ: インターネット上の評判
• 資格: ペストコントロール技術者などの資格

Q11. ネズミ駆除の費用はどれくらいかかりますか？

A11. 被害状況や建物の大きさ、駆除方法によって異なりますが、一般的に数万円から数十万円程度が相場です。

複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

Q12. ネズミを駆除した後、再発しないようにするにはどうすればいいですか？

A12. 以下の対策を継続することが重要です。

• 侵入口の封鎖: 侵入経路を完全に塞ぐ
• 清掃・整理整頓: 食べ物やゴミを放置せず、ネズミの隠れ場所をなくす
• 忌避剤の使用: 定期的に忌避剤を交換・設置する
• 定期的な点検: 侵入口やネズミの痕跡がないか、定期的に点検する

Q13. ネズミが嫌がる環境を作るにはどうすればいいですか？

A13. ネズミは、清潔で整理整頓された環境を嫌います。

また、ミントやハッカなどのハーブの香り、柑橘系の香り、木酢液の臭いなどを嫌う傾向があります。

Q14. ネズミはどんな病気を媒介しますか？

A14. ネズミは、サルモネラ菌、レプトスピラ菌、ハンタウイルスなど、様々な病原体を媒介します。

これらの病原体は、食中毒、腎機能障害、出血熱などの原因となることがあります。

参考：厚生労働省検疫所 FORTH　ハンタウイルス感染症（腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群）（Hantavirus Infection）

Q15. ネズミのフンを見つけたら、どうすればいいですか？

A15. ネズミのフンには、病原体が含まれている可能性があります。

直接手で触らず、マスクと手袋を着用し、掃除機で吸い取るか、濡らしたペーパータオルなどで拭き取りましょう。その後、消毒用アルコールなどで消毒してください。

Q16. アパートやマンションでもネズミ対策は必要ですか？

A16. はい、必要です。アパートやマンションは、建物全体でネズミが発生している可能性があります。

まずは、管理会社や大家さんに相談し、建物全体の対策を検討してもらいましょう。

Q17. ペットがいる場合、ネズミ対策で注意することはありますか？

A17. 殺鼠剤や粘着シートは、ペットが誤って口にしたり、触れたりする危険性があります。

そのため、ペットに安全な忌避剤を選んだり、捕獲器の設置場所に注意したりするなど、ペットへの影響を考慮した対策が必要です。

Q18. ネズミ対策は、いつ行うのが効果的ですか？

A18. ネズミは、秋から冬にかけて、暖かい場所を求めて家屋に侵入することが多くなります。

そのため、秋口から対策を始めるのが効果的です。また、ネズミの痕跡を見つけたら、早めに対策を行うことが重要です。

Q19 ネズミの駆除は自分で行うのと業者に依頼するのでは、どちらが良いですか？

A19. 軽度の被害であれば、自力でも対処可能ですが、以下の場合は業者に依頼することをおすすめします。

• 侵入経路が特定できない場合
• ネズミの数が多く、被害が深刻な場合
• 再発を繰り返す場合
• 自分で駆除することに抵抗がある場合

ネズミの侵入対策のまとめ

ネズミの侵入は、早期発見と適切な対策が重要です。

この記事で紹介した情報を参考に、ネズミの侵入対策を実践し、ネズミのいない安心・快適な暮らしを取り戻しましょう。

もし、自分での対策が難しい場合や、ネズミの被害が深刻な場合は、迷わず専門業者に相談してください。

私たち害獣駆除の専門家が、あなたの悩みを解決するお手伝いをいたします。